お弁当と夢の人

微力で何でも離れたくない

冬麗戦を終えて

プレバトの冬麗戦

あまりにもキスオタ的に胸熱展開で、横尾担としては非常に悔しい結果だった。



千ちゃんの俳句は文句なしに素晴らしかった。
たくさん勉強して、相当な努力をして、そして持ち前の彼自身のロマンティックな感性を見事に俳句に昇華させてた。


ジャニーズに興味のないプレバト視聴者からも、
きっと「若いのにあの子すごい。ジャニーズ頑張ってる」って思ってもらえたと思う。
本当に尊敬するし、彼の一生懸命な姿、夏井先生いわく絵画的美しさを持つあの俳句に心打たれた方は多いだろう。
私も夏井先生と共に涙した。
それぐらい、今日の彼と彼の句は素晴らしかった。


ただ、逆に。
横尾さんが7位であったことが悔しくて、どうしようもなく悔しくて、一番悔しいのは横尾さん自身だけれども、それでもやはり横尾担としては悔しくてたまらないのだ。




横尾さんがプレバトに出始めてから、
横尾さんが俳句査定で一度たりとも才能アリ以外を取ったことはない。
当初から「感性が素晴らしい」だの「詩心がある」だの「言葉選びが巧い」だの、夏井先生にもべた褒めされてきた。
特待生にも順当に昇格して、
『俳句といえば横尾』というイメージが出来始めて
名人になってからも
『ジャニーズ初の名人』で
『ジャニーズで全査定において唯一の名人』で
『俳句=横尾』というイメージは横尾さんにとっても、横尾担にとっても、横尾さんを形成するひとつの大事なアイデンティティになってた。
少なくとも私はそう思う。



ライブのMCで俳句を披露するのは横尾さんだったし
「一句詠んで」は横尾さんに向けられた団扇だった(他のメンバーにも向けてる方いたらすみません)




千ちゃんが特待生になって、みっくんやニカちゃんや宮っちが俳句査定で負けじと奮闘してるのも
横尾さんの影響ってかなり大きかったと思う。
彼らの発言からも、それは明らかだった。



『名人横尾の背中を追う特待生千賀とメンバー』
その構図は崩れないと思ってた。
いや、崩してほしくないと思ってた。



キスマイの中で『俳句』は、横尾さんのものであってほしかった。
それはただの横尾担としての身勝手すぎるわがまま。
他のメンバーが努力してたこともわかってる。
でも、横尾さんの努力とセンスが、報われてほしかった。ただ、それだけだった。




タイトル戦の度に、横尾さんが千ちゃんに勝って安心してた。
やっぱり俳句といえば横尾さん。
それは、揺るぎないものであってほしかった。



横尾さんが勝って喜ぶ顔が見れるのが嬉しかったし
努力が報われているのも嬉しかった。
自分を表現するのが不器用な彼の感性が
わずか17音で見事に表されて
暖かみのある彼の句がとても好きで
次こそはタイトルをとってほしいと、切に願った。



そして今回の7位という結果。
落胆する横尾さんの顔は
本当に心から悔しがってるその顔は
痛々しかった。
でも夏井先生のアドバイスを真摯に受け止める彼のその瞳は死んでなかった。
未来を見据えるその姿は堂々としてた。



直後に千ちゃんにハイタッチを求め、
笑顔で拍手を送っていたときも
相当悔しいだろうに、
しかし負けた悔しさに腐らず、
勝者を心から賞賛できる心の持ち主であるからこそ、
横尾さんは俳句の名人となれたのだと思う。



千ちゃんの俳句についてコメントを求められたときも
的確に句を評価していて
さすが名人たるやという風格があった。
あれこそ
横尾さんか今まで努力してきた成果の賜であろう。



そしてこうやって切磋琢磨できる人が
メンバーとして誰よりも近くにいるからこそ
驕らず、慢心せず、
邁進していける
それはとても嬉しいことだと思った。



今までは『俳句=横尾』だったが
それが『俳句=横千』となり
「キスマイってすごいね」
となったら
横尾さんが常々言ってる
『個人の仕事はグループの力になる。グループに持ち帰る。常にそれを意識してやってる』
ということに繋がっていく。
それは大変喜ばしく、横尾さんがなによりも願っていることだと思う。
 



横尾さんは転んでもただでは起き上がらない男だから
人一倍プライドが高くて
負けず嫌いな横尾さんだから
きっとまた猛勉強するのだろう。




正直、今回のことはめっちゃくちゃ悔しい。
本当に悔しい。しつこいけど、本気で悔しいんだ。
だからこそ次のタイトル戦こそは
どうかあの頂きに登ってほしい。
その日を信じて、楽しみに待ってる。


素晴らしい戦いを見せてくれてありがとう。